今回は「お風呂」についてお話します。

30年、40年以上前に建てられたお宅であれば「お風呂」は壁や床にタイルを張って浴槽が体育座りして肩までお湯が漬かる小さく深いものが床に埋め込まれている「タイル風呂」と呼ばれるものが多いと思います。また窓は浴室の端から端までの大きなサッシがついていると思います。

ここ寒冷地域の県南での皆さんお困りの内容は

・タイルが所々欠けたり剥げたり、壁や床にひび割れがあり、お風呂に入るのが危険。

・冬は足元が冷たくお風呂に入るまでがつらい、ヒートショックが気になる。

・天井、壁、床などのカビや汚れが以前より取れづらくなってきた、毎回掃除するのが大変。（お風呂に入るのが気持ち悪い）

・隣の脱衣室（洗面所）との段差が大きく、つまづいて転倒しないか心配。

・追い焚きがなく不便。

・シャワーがない。

などなどが多く相談されます。

最近のユニットバスは「保温性（断熱性）」「カビや汚れ対策」「掃除のしやすさ」が主なテーマで作られています。

また現在の浴室内部で現地組み立てしますので今の家の外壁や屋根を壊す必要はほとんどありません。

「保温性」に関してはコンクリートにタイルを張ったものより樹脂製の床や浴槽は「ヒヤッ」ということがほとんどありませんし、浴槽は断熱材で覆ったものがほとんどで冷めにくくなっています。ということはお湯にするためのエネルギー（灯油や電気、ガス）のロスが少なく家計にやさしいということになります。

また窓は熱が一番逃げやすいところですので、小さくそして断熱性の高いものが選ばれます。

「カビや汚れ対策」「掃除のしやすさ」に関してはユニットバスはタイルではなくパネルを使って作られていてとにかく水切が良く、汚れがたまりやすい凸凹が少なく、また湿気を残さないように工夫されています。

使い方にも一工夫が必要で、一番最後にお風呂を使った家族が冷水でカビや汚れの原因となるシャンプーなどを洗い流すことで綺麗な状態を長く保つことができます。

しかしユニットバスを設置するとなるとまとまった費用がかかります。弊社では「お困り内容」によっては現在のお風呂を利用するユニットバス設置よりも安価な「お風呂再生」という商品もありますので是非ご相談ください。